2014/01/26 フォント展 in 松屋銀座デザインギャラリー1953
ども。書く時はいっぱい書きます。
今日は松屋銀座にて行われていた、
第700回デザインギャラリー1953企画展〝日本デザインコミッティーフォント展〟
に行って参りました。
会場はあまり広くはないのですが、その中で、内容濃いめの完成した新書体の展示が行われておりました。
美しきフォントの数々、今もなお、生み出されているフォントは、世界共通でグラフィックにはなくてはならないパーツの一つです。
今回、展示されていたフォントのテーマに書いてあったのは〝Neutral〟なフォントであること。どちらにも属さないいたって中庸的に使用出来るフォントであることだそうです。
確かに、その時々によって使用するフォントは違うコトが多々あります。ですが、特に、そこに迷わなくて良いデザインの場合、逆にフォントがゴシックか明朝かで、イメージがまるで大きく変わってしまい、悩みの深みにハマってしまう事があるのも事実。
そういった時に使用できるフォントは、実は限られています。
このフォントの世界というものは、とにかく奥が深いもので、自分も、デザイナーとして働くようになってから、ある意味、一番、いまだに勉強を続けている分野がフォントであると言っても過言ではないと思います。
それぐらい、この分野は、奥が深い。そして、学んで行くうちにどんどん、その深みにハマって行くことがまた、刺激にも感じてしまう。
自分も、今まで、色々なフォントを作成してきましたが、未だ、満足のいくフォントは完成した事がありません。
一文字一文字にコダワリを持ってしまうと、それが永遠とループしてしまい、いつの間にか、統一感の無いものになってしまう事が多い。。。
時に美しく、時に攻撃的、時にしょぼくて、時に感情的。そのテーマによってフォントは、色々な姿へと変化します。
自分が以前作成したフォント。
とあるクライアントのタイトルデザインで使用するために製作を行いました。
丸みを帯びて、かつフォントらしくないフォントというテーマのもと、製作しました。
使用する文字はこの中から6文字だけでした。しかし、〝V〟とか〝U〟との見分けが付きません。
ほんと、まだまだ、ブラッシュアップが足りません。。。
とにかく、奥が深い世界です。
まだまだ、勉強が足りないようです。これからも、探求の旅は続きます。
そんな事を感じた、日曜日の黄昏時でした。
ちなみに、
第700回デザインギャラリー1953企画展「日本デザインコミッティーフォント展」 - 日本デザインコミッティー
は、明日27日までとなります。行ける方は、是非。
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オフィシャルホームページ随時、更新中。
STUDIO FNC MINAMI-AOYAMA -東京からデザインの可能性で勝負する-
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ZAP