2015/06/23 「ズッコケ三人組」に17年ぶりに再会した
自分にとっては、しばらく本当に忘れていた本だった。
そういえば、本を読むことが好きになったキッカケがなんだったけと思い起こした時、
そういえば、これだったなと。
とある、本が読めるカフェに行く機会があり、その数多くの本が並んでいる中に、見つけた一冊。
ズッコケ三人組シリーズの「うわさのズッコケ株式会社」でした。
そうそう。この本。すごく忘れていた思いが一気に復活してきました。そういえば、こんな物語だったなと。そして、この本が自分を本の世界へと導いてくれた一冊だったことを。
読み返してみると、1時間も経たぬうちに読み終えてしまうのだが、本当に良くできている。そして、どこかで忘れていた冒険心を動かしてくれる内容に改めて感動。
楽しくて、嬉しくて、そして、当時、小学生時代、図書室で出会ったこの本のことや、その時の思い出が一気に蘇りました。
きっと、あの頃は、すっごい色んな夢を抱いていて、なんでも出来たある意味最高に自由だった頃。
すべての基盤が出来上がる前の模索していた時代。そんな自分の何でも吸収出来る頭の中にこの物語も残っていたんだと。
いつか、会社の社長になりたいって思わせてくれた単純だけど、大きな大きな夢を与えてくれた本。
友達を誘い、同じようなことをしてみようと思ったけれど、ハカセみたいな頭の超良いキャラクターはいなくて、きっと、みんながみんなハチベエみたいなキャラクターばっかりだったなと。
でもそれは、それで楽しくて、冒険心に満ち溢れていた本当に良い時だったなと。
ふとした瞬間に、忘れかけていた思いに気付かされたなぁと。
大人になってもまだまだ問いかけてくるこの本の内容に、再びのめりこんでしまいそうになりました。
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今の子供達にも未だに愛されているこの文学の偉大さを改めて実感。
きっと、これからもずっと愛されていくんだろうなと。