2016/09/10 やってきた秋の気配を感じて
すっかり、気分は秋モードです。秋田は涼しくなってきました。毎日の気温が30度を超えていた8月も終わり、9月に入ると27度〜25度ぐらいを推移しています。
過ごしやすく、夜は寒いです。
そんな残暑もあった9月3日、能代市でプロジェクションマッピングを行いました。
こういうのは、写真よりも動画を載せたほうがわかりやすいと思うので、正味1分半、お楽しみください。
やってみてわかったことですが、多くの課題と反省点がありました。
なんとか放映出来たことは良かったかなと思います。
ただ、イベント運営はトラブルが付き物であり、それをしっかりと理解した上で、実施の構成を立てないといけないと思います。
とにかく、色んなことを学んだイベントでした。決して成功とは言えないけれど、これ、絶対一人じゃ無理でした。
東京から能代まで、はるばるヘルプに来てくれた2人の仲間が救ってくれたこと、本当に感謝です。
本当に動画制作にも時間かかったし、追われることもあって、ほんと、ドキドキがずっと続いていた感じで、終わってからの一週間はほんと無気力でした。。。
やっと少しずつ、エンジンをかけ始めた感じかなと。
イベントって、来場者数とか、そういうのを想定しなきゃいけないし、どんなにリハでうまくいっていても本番で出てくるトラブルが多くあること。そして、何よりも初めてやったことが経験のないことに挑戦するという点で、いつも以上の緊張感があったことは確かです。
終わった瞬間は、本当に自己嫌悪になるぐらい落ち込みましたが、やっと一週間を経て落ち着いてきた感じはあります。改めて見ると、凄いことやったんだなって思ったり。
イベントが終わった次の日の夕方、日本海を見ると天使の梯子ってやつが見れたり、その夜は、山にいって星見たり。
Star night in akita...#japan #star #sky #night #秋田 #星空 #星
そうやって、自然に触れることで自分を取り戻して、そして何より信頼出来る仲間がそばにいてくれたことで全てを取り戻すことが出来ました。
そんなイベントのあと、代休をもらい、せっかく東京から来てくれた2人を連れて一路男鹿半島へ。
paddy and sky!!!#秋田 #日本海 #sky #自然
もうすぐ収穫のお米を見て、
すっごい景色見て、
赤神神社の五社堂を見に、山に登って行ったり、
ちなみにあまりにも大変で汗だくになって、ほんと登りきった時の達成感は半端なかったり、
なまはげにも会えたし、ちなみに写真は像だけど、なまはげ館にも行きました。
最後にはゴジラにも会えて。
いい旅だったな。ほんと。自分の住んでるとこから少し車を走らせただけで、こんな景色の場所に行けるなんて。ほんと、最高です。
色んな想いがあって、色んなことがあるけれど、やっぱり、東京にいた時に経験できないことたくさん出来て、それが全て自分の力になってきている。
地域おこし協力隊って、色んな街にあって色んな批判もあるけれど、今、やっている人たちは生半可な気持ちで移住してるわけじゃない。人生かけて来てるんだから、そんな人たちを国の税金の無駄遣いだの何もできない奴らだのと批判するのはおかしいと思う。いつまでたっても成長出来ない人間も中にはいるけれど、批判ばっかじゃ何も変わらない。
もうすぐ移住して半年が経つ。やがてやってくる冬もまた、自分にとっては未知なる経験の幕開けだろう。
少なくても今、秋田で充実している。
そんな感じ。
2016/08/11 山の日だったなんて。
しばらくブログを書いていなかったうちにいつの間にか夏も後半戦に。。。
東北の夏は早いと聞くが、まだ実感がない・・・というのは冗談で、朝・夜は涼しいです。クーラーに疲れてきた体には本当にありがたい。本当、クーラーだけはきっつい。だから夏は疲れるんです。。。
というわけで、最近の秋田の生活をざざっと紹介。写真が多いので、パケット代にご注意を(笑)
そんなわけで、花火大会。
隅田川や、荒川など、下町に育った自分にとって、実は東京以外の花火大会って初だったりして。規模デカイ。それに、やっぱり、空いてる(笑)空いてるというか、見られる場所が広いから、悠々と見ることが出来るわけです。
ばーん!!ばばーーん!!
たまやー!ですね。ほんと。綺麗。
ばっちし見られて、ビール飲んで、ほんと、最高の夏の始まりでした。
それから、JR東日本秋田支社にデビューした、HB−300系新型リゾートしらかみ「橅」編成。綺麗な緑色の配色、橅林をイメージした装飾。木をふんだんに使用した内装。
一言で、かっこいいです。ほんと、素晴らしい。
ずっと見てても飽きない。笑
是非、秋田に来た際は乗ってみるべし。
で、夏の風物詩、とうもろこしですね。夏の定番。甘くてほんと、美味しい。
我武者羅に貪りついてしまいました。
美味しいものと言えば・・・
能代のお祭り、能代七夕「天空の不夜城」の出店で買ってもらった鶴形そば、豚軟骨、焼きたんぽ。焼きたんぽって、要は「きりたんぽ」なんですが、きりたんぽは、たんぽを切ってあるからきりたんぽだそうで、もともとは、たんぽという食べ物だったということを初めて知りました。
地方って奥が深いな。
鮮やかな宴の夜、能代七夕「天空の不夜城」2016 in 能代市
そして、能代七夕の名物「天空の不夜城」。巨大な灯籠が街中を練り歩きます。
美しい配色の灯籠は一番大きなもので高さ24.1mという、灯籠では日本一を誇る高さだそうです。
お祭りって、お神輿ワッショイのイメージしかなかったから、ほんと、色んな意味で、カルチャーショックでした。
というわけで、ざっと夏の出来事を。
そんな夏もきっとあっという間に過ぎてしまうのかと思うと、少し悲しい。。。
東京にいた時は一番夏が嫌いだったけど、秋田に引っ越して、あ、夏も悪くないかもって思ってきてる自分がいる(笑)
でもきっと、これが、また東京に帰ったら夏が嫌いになるんだろうなと。
さて、告知です。
自分個人的にも初挑戦、STUDIO FNCとしても初挑戦となるプロジェクションマッピングをやります。
今回は、機材の関係で、大きくはできないけれど、だからこそ、その中で出し切れる最高の力で、やります。
詳しくはHPへ→
そんな挑戦もしている夏後半戦。
まだまだ、やりたいこといっぱい!!
2016/08/01 JR五能線80周年記念イベント in 能代駅
JR五能線。地方を走るローカル線である。ローカル線は、地方の閑散線区などの輸送量の少ない区間を運行する鉄路・道路・航路のことを指す。
五能線は、JR東能代駅(秋田県)〜川部駅(青森県)、147.2km間を結ぶ鉄道路線である。運行本数は、1時間に1本程度。それと合わせて、観光リゾート列車である「快速リゾートしらかみ」が秋田と青森を結ぶ際に、この路線を走る。日本海側の断崖絶壁など、数多くの素晴らしい景色の中を走行することから、土日祝は観光客に賑わうことでも有名である。また、海岸沿いを走行することから、吹雪や強風で運休することもしばしばある。
そんな能代には欠かせない鉄道路線である五能線が2016年7月30日に、全通80周年を迎えた。今年は、その80周年イヤーに合わせ、様々なイベントも行われていたが、この日は特に盛大にイベントが開催された。
当日は、駅前に能代山本群各地の有名食材が集まった食のブースが立ち並び、その横ではミニSLが走る。ステージでは、80周年に合わせた写真コンテストの表彰式、ブラスバンドの生演奏、三種町の名物、流しじゅんさいなどが行われ、更には、能代駅前市場も店舗前に出店し、今が旬のトウモロコシや、スイカ、かき氷などを販売した。
駅前が賑やかになり、更に、ホームでは、リゾートしらかみ1号・3号の入線に合わせ、べらぼう太鼓を始め、各地のマスコットキャラクターなどがホームでお出迎え。もちろん、協力隊の一員である星野シローも参加した。
1日を通して盛大なイベントが行われたJR能代駅。ちなみに、80周年を記念した限定入場券も同日に発売開始となった。東能代・能代・深浦・五所川原の各駅で販売されている。各駅500セット限定とのことで売り切れ次第終了のため、お早めに。
81年目への歴史を歩み始めた五能線。春の風に吹かれ、夏の暑さにも耐え、秋の夕陽と共に、冬の寒さを乗り越え、これからもきっと、大事な公共交通として、能代にあって当たり前の路線であって欲しいと願う。
JR五能線80周年記念サイト http://www.jreast.co.jp/akita/gonosen80th/
※この記事は、私が書いている能代市地域おこし協力隊のホームページのコラムでもご覧いただけます。
2016/06/27 好きな景色って何だろう
東京で、大好きな景色が3つある。
一つ目は、酔い明けの銀座朝4:00。人が全くいなくて、タクシーもまばらなこの時間。昭和通りを歩くのも好き。
二つ目は、飲み明け、京橋駅から乗る始発の銀座線。後ろの車両には誰も乗っていなくて、最高に居心地が良い。
三つ目は、日本橋川にかかる、西河岸橋から見る日本橋の景色。麒麟の翼の像を間近で見るのも良いけど、この西河岸橋から見る景色も最高に好き。
東京に住んでいても、その活動範囲によって、また、人によって、好きな場所は変わるわけです。そして、もちろん、その場所がその人にとってのオアシスになっているわけで。今でも、東京に帰れば、この3つの景色は必ず見る。というか、必ず行く。
秋田に来て、もうすぐ2ヶ月が経つ。あっという間に過ぎて来たと思うぐらい、早かった。初夏の陽気もありつつ、東京のようなジメジメとした暑さがないからこそ、過ごしやすい。
そんな2ヶ月の間に、好きな場所がいくつか出来てきたわけで。
一つは海。未だ嘗て、日本海側に住んだことのない自分。常に、逗子の相模湾がお決まりスポットで、何かとウッチーさんと夜中に車を走らせては、夜明けの海を見に行ったもんです。
ここは、太平洋でもないし、逗子でもない。
でも、この景色がたまらなくテンションを上げさせてくれる。
見てるだけで、なんだか色んなことが洗い流されていく。
この日は、波が特に荒くて朝から暴風警報も出ていたから、尚更か。
にしても、落ち着く。
そして、もう一つは、少し、山側へ行く。
二ツ井という街。ここは、かつては能代市ではなく、二ツ井町という別の町だったが、平成の大合併の中で、能代市になった。しかし、住所では今でも、能代市二ツ井町◯◯とその町名がきちんと残っている。
秋田に来るまで、想像していた景色というのが、この町にある。
山があって、川があって、鳥のさえずりが聞こえていて。
癒される他ない。
こんな景色、朝から夕方まで見てたって飽きないし、ここで本でも読んでいたい。
この町は特に最高で、居心地が良い。なんたって、時間の流れが全然違う。
本当に良い意味で、ゆったりしている。せかせかするのではなく、ゆっくりと見つめながら時間を進めていける。そんな感じ。
水の色も綺麗で、そして、この自然は本当に素晴らしい。
こんな自然がここにある。
もちろん、やるべきことは違うけど、自分が住んでいる場所にこんな場所があるのなら、自慢するしかない。
今年の夏は、例年以上にテンションの上がる夏になりそうだ。
2016/06/11 青森県立美術館へGO
青森の旅日記も今回が最後となります。
前日は、深夜まで、地元の飲み屋で知り合った方々と楽しく過ごし、日本酒談義に花を咲かせ、大満足のお酒を堪能出来ました。酔っ払いすぎて、朝起きたら二日酔いでしたが。。。
そんな二日目の朝はまずは、県立美術館へ。
いやー、なかなか見ごたえがありました。一度、行ってみたかったので、本当に大満足です。何より、広い!!とにかく、一つ一つをじっくり見ていくと、本当に時間がいくらあっても足りないぐらい、見ごたえがあります。
青森県出身のアーティストの作品が多く飾られていましたが、特に、棟方志功の作品は、やはり、惚れ惚れとするものが多かったです。
焼きそばUFOの例のブツは、もうなかったですね。。。見たかったな。
見終えて、まだバスまで1時間の待ち時間が。どうしよっかなーと考えていると、遺跡の看板が。。。
遺跡??
ん??
うわぁ!縄文時代にタイムスリップしちまった。。。
んなわけないと。笑
ここが有名な三内丸山遺跡ですな!
縄文時代の家が再現されていたりと、なかなか見ごたえがあります。
わー。すごい。
うん。なんだか、ほんと、すごい。
ただ、一人で見るより、やっぱり、何人かで楽しみたい場所ではありましたかな。
というわけで、こんな感じで、ぶらぶらしていたら、あっという間に帰る時間に。
青森駅へと急ぎます。
りんご!!!!!
いやー、前1号車の半分がグリーン車となっており、あとは指定席と自由席の4両編成です。
うーん、この色合いが好きですねー。これで、帰宅となりました。
旅の終わり。
非常に充実した2日間でした。
青森、良い街です。本当に。
また行きたくなっちゃいました。
青森で出会った方にご紹介いただいた、田舎館村の田んぼアートも是非、見に行かなきゃなので、また近々、青森に行きます。
秋田も良いけど、青森も好き。
そんな東北。
まだまだ、良いとこいっぱい発見していきます。