2014/01/06 新年初仕事。
早速、新年早々、人身事故で電車が止まるという災難。結局、焦ったところで、意味がない通勤経路なので、とりあえず、待つ。
さて、そんな時間が出来たところで、少し、書きます。
今年は、グラフィック的な感じの事、とことん突き詰めてやっていきたいと思います。
ブログを何年振りかに改めて書こうと思ったのも、改めて自分自身を見つめ直そうと思ったから。
最近〝しずる〟という言葉を良く聞く。
大辞林で調べると〝しずる〟とは、
1・ステーキなどの肉や揚げたての食べ物がジュージューと音をたてていること。
2・転じて,食欲や購買意欲を刺激するもの。
と出る。
〝しずる感〟なんていう言葉もあるんだよね。そそられる事って言えば簡単かな。
デザイン上において、〝しずる〟とは、ある意味で、かなりの褒め言葉なのかもしれない。
でもそれは、食べ物とかのデザイン相手の言葉であって、もしかしたら、通常のデザインでは、とても難しい表現になるかもしれない。
それと同時に、〝しずる〟感を求めるデザインを作る事が本当に難しいのかもしれない。
今の仕事の中で、どうやら今年のテーマがこの言葉らしい。
昨年末から、ずっとその意味について考えてきた。
いつもなら、パッと閃いたりするんだけれど、今回はなんか思いつかない。。。
こりゃ、大変だなんて思いながら、ずっと考えて答えが出ないまま年明けちゃった。
そしたら、たまたま、見た雑誌に答えらしきものを見つけてしまった。
というか、すごい偶然だったのかもしれないけど。
デザインノート EXTRA good design company 水野学 (SEIBUNDO Mook)
- 作者: デザインノート編集部
- 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
- 発売日: 2013/11/18
- メディア: ムック
- この商品を含むブログを見る
この雑誌に答えらしきものが掲載されていました。
熊本県の公式キャラクター〝くまもん〟を生み出したデザイナー水野学氏を徹底取材したデザインノートの特別版。
とある商品のパッケージ案の中に、水野さんが〝しずる〟という言葉について語っていました。
水野さん的に「しずる=そのものらしさ」だということ。
うん。すっごい、わかった気がする。
難しく考えすぎていたけど、そういう見方をすれば、実は〝しずるのデザイン〟って出来るような気がする。
そのものらしさ。
2014年、自分の作品のテーマも〝しずる〟かな。
妙に響いたこの言葉が、重要なものになるとは。
大事な言葉に再び、出会いました。
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オフィシャルホームページ随時、更新中。
STUDIO FNC MINAMI-AOYAMA -東京からデザインの可能性で勝負する-
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ZAP